「コワすぎ!」シリーズを見た
「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズが現在Prime Videoで視聴可能になっている。
かねてより「五芒星の中心に立った工藤が河童を迎え撃つ」ことだけ画像とともに知っていたが、ついに視聴の機会を得たので一気に見てみた。
以下は各話の駆け足な感想となる。核心部については極力触れていないがネタバレには違いないので、ご注意くださいまし!
2022年 買ってよかったもの
※前置きが長いので買ってよかったものの話をさっさと見たい方は下の目次からジャンプしてね
そう短くはない年数を生きておきながら、「生活を自分の手で良くしていく」ことを意識するようになったのはわりと最近のことだった。
どうしてそうなったのか理由はわからないけれど、わたしは「初めに与えられたもの/場所」を極力いじらないようにしながら過ごすのを良しとしてきた。仕事も私生活もそう。
仕事では初めに教えられた手順を頑固一徹守っていたし、私生活でも部屋の模様替えはほとんどしない。「初めにこうあったものはいつまでも正しい」というのが、無意識の信条のようになっていた。
ただ、当たり前ながらそれって違う。
もちろん、変える必要がないほどすでに洗練されているものについてはいいとして、たいていの物事には改良や改善の余地がある。
仕事でちょっと効率が悪いなと思っていたやり方も、私室で邪魔くさいなあと思っていた物の位置も、わたしのやりたいように変えていいのだ! と、ふと気がついた。変えても良くならなければまた変えてみればいい。元に戻してもいい。
自分で考えて、身の回りを良くしていく。人によってはことさら意識するまでもなく自然とやっていることなんだろうけど、目からうろこが落ちた気分のわたしは生活に何か新しいものを加えていくのが楽しくて仕方ない。
そんな気持ちで2022年に追加した新しいもの/ことを振り返ってみる。いや長いね本当に 前置きが
2022年買ってよかったもの
象印加湿器(グレー)
以前使っていた加湿器は超音波式だった。
超音波式というのは音は静かでいいんだけれど、水を常温のままミストにするつくりをしているために非常にカビやすい。
カビ混じりのミストを室内に撒き散らすのは嫌だが、パーツが細かいので手入れも面倒くさい。そこでスチーム式の加湿器を買うことにした。
スチーム式だと毎回お湯を沸かして蒸気にするから、特に手をかけずとも清潔に加湿できるというわけだ。
加湿器といえば象印がいいらしい、とはなんとなしに聞いたことがあったので、さほど比較検討もせずにすぐ購入を決めた。
使い心地としては、本当に手入れが楽だ。
蓋を開けるとそのまんま湯沸かしポットのようなタンク部があって、凹凸や入り組んだ細かい部品がない円筒状の構造となっているのでとてつもなく洗いやすい。
カビの心配もほぼないので普段はざっと水洗いだけしている。すんごい楽だ。たまに水垢がついてきたら、クエン酸をスプレーして少し丁寧に洗う。それだけ。超音波式の加湿器の指も届かないような奥まったパーツに懸命に綿棒を突っ込んでいた日々が今は遠い。
加湿パワーも強く、朝になると窓辺が結露でビシャビシャになっているので、起きてまず窓を拭くのが日課になった。
オキシクリーン
仕事に持っていく水筒の茶渋が気になって購入してみたが、いろんなものに使える*1ので重宝している。
水筒の茶渋はびっくりするほどきれいに取れて新品同様になったし、年末の大掃除でもバスタブにオキシクリーンをぶちまけ、洗面器や椅子を漬け込んでおいた。オキシ漬けというやつですね。
しばらく放っておくだけで汚れがきれいに落ちるので、手間がないわりにやり甲斐があって楽しい。
アップルウォッチ(SE第2世代・40mm)
もともとシャオミのスマートウォッチを使っており、だんだんと充電のもちが悪くなってきていたので思い切ってアップルウォッチに買い換え。
理由は①iPhoneに機種変更したので連携が便利そう(シャオミの購入時点ではAndroidだった)②見た目がかっこいいから。
インスタでいろんな人のVlogなんかを見ていると、アップルウォッチにやたら目を惹かれてやっぱかっこいいなって…。単なるミーハーです
モデルはSE第2世代。初めて購入するアップルウォッチゆえに様子見の意味も込めてSEにしてみたが、特に不便は感じない。
文字盤の大きさは、女性の腕には小さいほうがおすすめとのことで40mmにしたが、44mmでもよかったかなと思っている。ごつい時計をするのが好きなので。
これで歩数計やアラーム、運動の記録の他に服薬や睡眠の記録を行っている。iPhoneのヘルスケアというアプリで連携してくれるので管理も簡単だ。
なお、わたしがどうしてスマートウォッチを使っているかというと、振動で朝起こしてほしいからだ。
寝つきが悪くちょっとした物音も気になってしまうので自宅ですら耳栓をして眠っており、しかしアラーム音が聞こえないかもしれないという不安でさらに眠りが浅くなり…という悪循環を断つために導入した。
アップルウォッチも当然振動で起こしてくれる機能は備えているが、心なしかそのブルブルがおとなしい。
たぶん爆睡しているところを驚かせないようにそっと起こそうとしてくれていると思うのだが、いかんせん以前のスマートウォッチが容赦ない強さでブンブン震えていたのでちょっと物足りない。まあでも起きられます。
夏になったらクリアのバンドを買いたいと思っている。
アイマスク(ジェラートピケ)
これも(?)眠り関連。
昨年の5月ごろ、夏が近づくにつれて日の出の時間が早くなり、カーテンからうっすら透ける朝日で早く目覚めてしまうため購入した。
(カーテンのほうを買い替えるべきかもしれないけど、すでに一回替えたんだよ…いちおう遮光というやつを買ったはずなのにわりと透けていて、夜明けがすぐにわかる)
購入した商品は売り切れたようでジェラピケの通販サイトにはもう載っていなかったけれど、シルクで手触りのいいやつと洗い替え用にふわふわした柔らかいやつを選んだ。ふわふわしたやつはバンドの部分が太く、ヘアバンドを巻いているような感じになって冬は特に頭があったかい。
アイマスクの下にめぐリズムを仕込むとなお気持ちがいい。
スポーツブラ
少しずつコロナの外出規制も緩和されてきて、新しい趣味(後述)もでき、出かけるための体力がほしい! と休止していたフィットボクシングを再開した。2022年7月のことだ。
再開にあたってはなるべく「無理をしない」ことを掲げた。
フィットボクシングのインストラクター*2は継続が大事と説いてくるが、継続それ自体が目的になってくるとだんだんしんどくなるのが目に見える。
運動をするのは休日のみ、やる気がどうしても出ない日はスルーしてもよし。と決めて再開したところ、2023年1月現在までなんとか続いている。
ついでにフィットボクシング再チャレンジ時は夏だったため、運動用のスポーツブラを買った。わたしは形から入るタイプだ。
じっさい運動中はとても汗をかくので、これは買ってよかった。暑い時期はTシャツがお腹のあたりでヒラヒラするのすらうっとうしい。腹丸出しでする運動は気持ちがいい。
今はフィットボクシング2で相変わらず汗を流している日々です。
十三機兵防衛圏
セール期間に購入し、ゴールデンウイークで集中的に駆け抜けた。
13人の少年少女のあいだで相互かつ同時進行に取り交わされる物語。時間軸さえ過去と未来が複雑に絡み合い、だんだんと核心に近づいていくのが待ちきれなくてやめどころがわからなかった。長期休みにプレイできたのが幸いだった。
タワーディフェンスバトルもおもしろかったし、なにしろ少年少女たちの物語が…いいね…!
もう一度記憶をなくしてストーリーを最初から追いたい。いや記憶をもったまま2周目をやっても気づきがあっておもしろそう。
沖野司(十三機兵防衛圏) pic.twitter.com/hYGOZRRFaH
— 小林⚾️🌠 (@xxxterminal) 2022年5月15日
十三機兵防衛圏 - 比治山隆俊&沖野司 チェンジングマグカップ | AMNIBUS(アムニバス) https://t.co/udjRsoy1Hf
— 小林⚾️🌠 (@xxxterminal) 2022年5月12日
なんなんだ本当に
沖野ォ………
買ってよかったもの 野球編
さてここからお待ちかね(?)。野球編です
プロ野球カラー名鑑2022(ベースボールマガジン社)
すべてはここから始まったといっても過言ではない。
もとよりわたしは野球が好きで、横浜DeNAベイスターズを(横浜ベイスターズ時代から)なんやかんや15年ほど応援している。
好きだった選手が引退してからは観戦から離れていたが、2022年シーズンから石井琢朗はじめベイスターズOBがぞくぞくとコーチに就任することが発表された。
ちょうどわたしが大好きで現役時代をめちゃくちゃ見ていた世代*3のOBだ。
これを知って、「久しぶりに野球見てみるか〜」と気まぐれに思った。
現役選手は知らない顔がほとんどだった。10年もするとチームはほとんどごっそり入れ替わるのだ。
だから名鑑もちゃんと買った。オープン戦から名鑑片手に選手の顔と名前を少しずつ覚えていき、そして6月くらいになったら完全に沼ってましたね
いや〜「ちゃんと知ろうとする」と「ちゃんと好きになっちゃう」な。
選手名鑑は各チームのHPにももちろん載っているけど、試合中に見るには紙で手元に置いておくのが便利だった。今年も出たら買います。
DAZN
沼を深くしたのがマジでこれ。
好きだった選手が引退したとはいえ、これまで野球をあまり見なくなっていたのはやはり視聴環境がなかったのが大きい。
ベイスターズさんは主催試合に限りニコニコ生放送で配信してくれているが、仕事から帰ってきてPCを立ち上げてブラウザを開く…ってけっこう面倒くさい。
地上波じゃ野球中継をやらなくなって久しいし、目に触れることがなくなったコンテンツからしだいに遠ざかってしまうのは無理もないことだったと思う。
ただ、2022年シーズンはなんだか野球を見ようという気持ちがちゃんとあった。
好きだったOBがチームに関わってくれていると思うと、たとえ負けても見届けたいと感じた。
もとは別のチームを応援していたが、好きだった選手が*4横浜に移籍してからは彼が引退後もずっと横浜一筋でいる。
横浜出身でも神奈川出身でもないが、横浜って…なんかイイのだ。なんか応援していたいチームなのだ。観戦から遠ざかっても、ベイスターズの話題を聞くと嬉しくなっちゃうくらい、好きなチームなのだ。
その「良さ」を、今年は「強さ」も兼ね備えたかたちでこれでもかと実感することになるなんて知る由もないわたしは、4月の時点でDAZNに加入した。スポーツ専門の映像配信サブスクである。
先日も値上げが発表されたところだが、DAZN for docomoというのがあって、ドコモ回線を通じて契約すると料金がちょっとお安い。
当時2022年4月中旬以降の値上げが決定していたが、それ以前に契約すれば値上げ前の料金のまま利用できるということで、お得さにも引っ張られた。
で、わたしの野球観戦ライフが始まる。
仕事から帰ってくるとすでに試合が始まっている。タブレットでアプリをひらけばすぐに観戦態勢が整う。試合を見ながらご飯を食べて、途中でお風呂に入り、戻ってくると試合がひっくり返っていたりいなかったりする。
勝ち負けに一喜一憂して、選手の姿をもっと見たくなり試合写真をアップしているファンの方のSNSを検索したり、球団Youtubeをチェックしたりするようになった。
気づくと野球が日々の中心になっていた。観戦環境を整えるとこんなにも違うのかと思った。見る環境があればちゃんと見るんだから、これまでは見ようとする気がなかっただけなんだな…とも。
そんなわけですっかり野球ファンに戻ってしまった。長くコンテンツを好きでいるには、そのコンテンツにすぐに接することのできる状態であることが大事なんだなと痛感している。思えばここ数年は基本的に無料でアクセスできるコンテンツ(Vtuberとか)にばかりハマっていた。
お金をかけた趣味はなんだか久しぶりで、そういう意味でもちょっと楽しい。
DAZNさん、ありがとう。広島主催試合も見せてください*5。
FireStick
DAZNのために買いました。
最初はタブレットやPCで視聴していたけど、テレビで野球を見られるのってやっぱりいい。
ちなみに今はPS5を入手したのでFireStickは使っていない。買ってよかったものの話では? うるせえもう使ってないものの話したっていいだろ!
正直ちょっともったいないのと、PS5は現状dアニメストアのアプリが存在しないので、そのうちまた使い始めるかもしれない。
とりとめもなく書き連ねたがこんな感じだ。わたしの2022年はほぼ野球とともにあり、ちょっと心ときめく新しい家電や雑貨も日々を彩ってくれたのを思い出す。主に野球ではあるが、生活が少し変わったなという感じがした。変えようとすればちゃんと変わるという自信もついた。
月末にはキャンプインだし2023年シーズンが楽しみですね(野球で締め)。